親への授業(メール版)#1
塾超です。
先日の、朝学を聴いての、横浜校の親御さまからの素敵な反応がありましたので、みなさんでシェアさせて頂きます。
ーーー
さて、先生にお礼したいことがあって、メールを出すことにしました。
先週の放送で「世の中でおきることは99パーセントが良いこと」という塾超の発言をきいて、ドキッとしたと同時に「塾超は私とはまったく違うメガネをかけて生きてきたんだな」と感じました。
家事をしながら、それもテレビの音に遮られて、きちんとは聴こえていなかったのが残念ですが、この一言、とても心に残りました(録音しておけばよかった(笑))。
というのは、私は小学生の時から出かける時は必ず 母「一寸先は?」 私「闇」と言わされ続けてきました。それも毎日です。もちろん母は娘のことを思ってのことでしたが、そのため、世の中起きることの99パーセントが良いことなどと思ったことがありませんでした。塾超の言葉、それだけに衝撃でした。
世の中一寸先は闇と育てられた私は、ちょっとのことでも動揺して、ゆったり構えるということがなかったようで、頑張りや、努力家と周りから言われていたのですが、なんか肩肘はって一生懸命だったと思います。
試しに、放送後「一寸先は闇メガネ」から「99パーセントが良いことメガネ」にかけ直してみたところ、、、何をするにしても楽なんです。思うようにいかないことがあったとしても、「どうしよう、、、」と不安に思うこともなく、「まぁ、仕方ない。じゃ、次こうしよう」と行動に移していました。
娘に対してはシュタイナー幼稚園での親に対する教育もあり、マイナスな言葉は発することがなかったのですが、やはりいろんなことに「頑張りすぎていた」ようで、自然な行いとはいえないものでした。娘に成績のことについても私のほうが動揺して、前田先生からお叱りを受けたほどです。それからは頑張って成績のことに動揺しないよう努めてきました。
ところがです。塾超の言葉依頼、頑張らなくても彼女の成績に動揺しないばかりでなく、安心して見守れるようになりました。
50代にして、生まれ変わったようです。決してオーバーな表現ではありません。
本当にありがとうございました。
はるはる母
ーーー
ありがとうございます。
しっかり、聴かれていましたね。
はい、「世の中の99%は、良いことばかり」です。
では、どうして昔から「一寸先は闇」という言葉があるのでしょうか?
それは、人間の自己防衛反応の現れです。
太古の昔から、人間も、今を生きるように、毎日猛獣に襲われないように、
前後右左いつも注意しながら、生活していました。そのとてつもなく長い期間の人間の癖が、本能となりDNAに組み込まれてしまっているのです。
そんな野生で生きるためには、常にビクビクしていなくてはならないのは、すぐにおわかりでしょう。そういう時代が、何千年、何万年と続き、その末端に、現在のこの生活があります。
考えてみると、数年前、スマホなんてなかったし、数十年前は、携帯もなかったし、30年前は、PCもほとんど無かったのです。たった数十年です。
ほんの、短い期間に、周りは変わりました。しかし、僕達の脳はそのまま、当たり前のように昔の本能を引きずっているのです。
ですので、外に出れば、何があるかわからないので、「闇」と思っていたほうが、安全だと思われるのです。
ーーー
ところが、皮肉なもので、この、昔は大切だった「本能」は、世界が一変してしまった現在、とてもとっても「有害」なのです。このおかげて、いつも、悲観的な人生を送る原因にもなっているのです。
ーーー
でも、実際には、決してそんなことはありません。
世の中は、こんなにも安全に作られているのです。
通りに出れば、信号機で車はとまってくれるし、お腹がすけば、すぐに食べ物にありつけるし、病気になれば、病院がある・・・・
そして、今は、買い物にいかなくても、ネットで出来るような時代です。どこが闇なんでしょうか!笑
素晴らしい世界ですよね。
ところが、多くの人は、その、いい大部分のところが見えないので、本能的にたった1%の悪いところにばかり目がいってしまいます。
どこかで、人が殺された、刺された、撃たれた。不審者がうろついている。
貯金しておかないと大変なことになってしまう。保険に入らないと・・
良い高校、大学に行かないと・・
そういう人間の本能に合わせるように、TVやネット、新聞、雑誌など情報メディアでは、ヤバイことに(昔で言えば猛獣)、人をビクビクさせるようにして、視聴率を稼いだり、ビジネスを仕掛けたりという世の中になっています。
今の、世の中、虎もライオンもその辺をうろついていませんね。
でも、人は、そのDNAを引きずってビクビクして生きているんです。
そういう「動物脳」のままで今を生きると、誰かの流す「情報」の思うがままになってしまいます。
すぐに、反応しては、ビクビクしている状態です。
普通、人は、そう簡単に大変なことなんかになりません。
考えて見て下さい。
あなたにとって、地球がひっくり返るほどのこれまで、
再起不能なことて何がありましたか?
これを読んでいる以上、無いはずです。
万が一、あったとしても、そう多くは無いはずです。「万が一=1/10000」です。笑
僕たちは、殆ど無いことに毎日ビクビクする「癖」がついているのです。
その癖は、日常生活にも及び、そして家族や子供たちに伝染していきます。
朝起きてから寝るまで、「妄想」「執着」の時間なのです。
無邪気な子供たちに、そういう態度や言葉を、お母さんが続けていけばどうなるかは、上のお母さまのご自分の体験談からも、良く分かりましたね。
安心してください。
今の時代、玄関のドアを開けて外に出てもそこに猛獣はいません。笑
よく耳にする母親の妄想は、
「ゲームばかりで勉強しない」
「成績が上がらない」
「受験に落ちたらどうしよう。」
「行く高校が無かったらどうしよう。。」
そんなことばかりです。
このような事を思った時は、ぜひ、「あ、私は今、猛獣を怖がっているんだ。」と、思って下さい。本当ですよ。笑
全ての状況は、これまでの行動の結果が、今、出ているだけで、「どうしよう」と、悩み嘆くことでは無いのです。
今の状況は、良いか悪いかなんて、誰にもわかりません。
ただ、言える事は、悪いこと全て妄想(頭の中で勝手に考えた事)だということです。
特に、受験に関しては、親は、殆どの方が心配から悲観に変わり、子供に有害な状態を与えています。一人芝居をしているのは、親だけです。
今することは、子供たち、無理矢理、勉強させたりすることの前に、子供が自分自身で考えられる勇気とアドバイスをしてあげることです。
そういう事を知らない人は、世の中の1%の悪いことを勝手に膨らませて最後には、世の中を真っ暗闇にして、自由に動けるはずの、子供達にブレーキをかけまくっているのです。
さて、話を戻します。
僕がどうして「99%良いことメガネ」をかけていられるかの秘密を教えましょう。
心の中で、僕はこう考えています。
「全ての人も、僕もいずれ必ず死ぬのに、この世の事で、何をそんなに悩むことがあるだろうか?」
ということです。
たったそれだけです。かなりシンプルでしょう?笑
でも、明るく「死」というものを忘れないようにして物事を考えると、悩んでいる暇などないです。もったい無い。もう、毎日楽しくやるだけです!
どんな悩みでも、簡単に言えば、自分の頭のなかで作った妄想でしかないのです。とてもチッポケな事です。
僕たちは、生き物が持つ必然の「死」を、もっと明るく考えて、今日という1日を、精一杯元気に生きていくことが大切なのです。
悩んでる暇なんて1分もありませんね。笑
【重要】受講されましたら、思うことを簡単に、下のメッセージ欄から送信して下さい。
頭で考えたことを文字にすることは重要です。(ここらかの送信が参加証となります。)
X(旧Twitter)随時更新中!
河原塾・総長についてもっと知りたい
全国書店・Amazonにて好評発売中!
読者特典! 無料受講サービス
<取り扱い書店>
全国の書店、およびAmazonなどECサイトにて好評販売中!
Amazonの"家庭教育部門ランキング"にて全国1位になりました。ありがとうございます。
*売り切れなどの場合もございます。その際は、各書店様へご注文ください。
総長が「ハナタカ優越館」に出演
河原塾 KJスタディジム本校(河原塾 土浦駅前教室)
〒300-0037 土浦市桜町1丁目15ー11 M・Yビル5階
☎070-5453-1679